「書肆みず盛り」は、
設計事務所CATALYZE DESIGN(カタライズデザイン)が
運営する “間借り本屋” です。
飲食、小売、サービス業などのお店の一角をお借りして、
十数冊から最大三十冊程度の本を置いて販売します。
“居場所や時間をつくるためのきっかけ“ として
間借り本屋を始めることにしました。
“みず盛り”は、「水盛り」と書きます。
建築現場で使う道具で、透明の長いチューブのことです。
これに水を入れて、基準となる高さに片方の水位を合わせると、
重力によってもう片方の水位は正確に同じ高さになるので、
建物のあちこちの高さを測ることが出来ます。
小説、エッセイ、詩、実用書、ガイドブック、辞書に地図。
どんなジャンルでも、書物は自分の知っていることの再確認や、
知らなかったことの発見につながります。
自分が今いる地平と、あたらしい世界の地平を測って知ることが出来る、
そのイメージが「書肆みず盛り」の名前につながりました。
書肆みず盛りのロゴは、盛岡の書家・伊藤康子さんに
お願いして書いて頂きました。→伊藤さんのウェブサイト
意図と世界を見事に顕した、素晴らしい書に
仕立ててくださっています。
間借り先でお配りしているカードにも使わせて頂いています。
字の根源に触れるような書、ぜひご覧ください。
お問い合わせ先:booksmizumori@catalyze-design.com